コーチが教える適正テンション・ラケット ラケットを選ぶ
 ラケットには多くの種類がありますが、いったい何を選べばいいのでしょう。自分に合った1本を選ぶためのアドバイスです。
 初心者の域を脱して新しいラケットをと、悩むのがラケット選びです、ショップにはあまりにもたくさんの種類のラケットとガットがあります。そこで、次のポイントを参考にラケット選びをしてみましょう。
 ウエイト バドミントンの腕前が上達するにつれ、使いやすいラケットが欲しくなります。最初に感じるのが「ウェイト=重量」の違いです。多くのラケットはガットを張らない状態で2U〜4Uの重さがあります。
 パワーのある人やシングルスで速いスマッシュを打ちたい人は2U・3U、パワーのない人や守備型の人は振り回しやすい3U・4U程度がお勧めです。
 バランス ラケットは重量とインパクト(ラケットとシャトルが当たる瞬間)の速度が同じなら、トップヘビー(重心がフレームに近い)なものほど、シャトルにに多くのエネルギーを与えることができるので、速いスマッシュを打つことができます。トップライト設計のラケットは、トップヘビーと逆で取り回しは楽ですが速いスマッシュを打つのには向いていません。
 フレックス フレックスはシャフトやフレームの硬さのことです。硬いものほどしなりませんから、当たってもシャトルは飛びにくいのです。
 シャフトやフレームはシャトルを打つ瞬間バネのような働きをします。強い力で打つとラケットは多くしなりますが、しなりの程度がある一定範囲になるときプレイヤーにとって「美味しい」打球が打てるのです。力のある人が軟らかいラケットを使えば美味しい範囲を超えてしなり過ぎますし、力のない人が硬いラケットを使えば美味しい部分に達することができません。
 軟らかいラケットはタイミングさえつかめば非力な人でもハイクリアを遠くまで飛ばすことができるのです。初心者向けや女性向けのエントリーモデルに軟らかいラケットが多いのはそのせいです。
 ガットのテンション テンションとはガット(ストリング)張りの強さのことです。
 ガットを高いテンションで張ると、打球音が高くなり「カーン」という金属音に似た音が出ます。この音が気持ちいいので、あえてメーカーが推奨しているテンションより高めに張るプレーヤーが多いのです。一度体験するとなかなか元には戻れません。
 ラケットにはスウィートスポットという部分があります。ここにシャトルが当たるとグリップでの振動がうち消されて気持ちよく振り抜くことができます。ガットを強く張るとコントロール性能は上がりますが、シャトルは飛ばなくなりますしスウィートスポットも狭くなります力のない人が高いテンションでガットを張るのは勧められません。スウィートスポットはバドミントンやテニスラケットだけでなく野球のバットの「真芯」としても知られています。ガットのテンションを高くするとスウィートスポットが狭くなりますが、当たったときは非常に気持ちの良い打球感が得られます。
 私から一言 小学生の場合,トッププレーヤーが使用するような高価格帯のラケットを使いたがりますが,自分の身体能力に合ったウエイト・バランス・フレックス・テンションのラケットを使うのがベストです。

 PS 海外の一流選手では20ポンド程度の人も多くいるようなので、テンション上げたからと良いとは限りません。強者=ハイテンションは一種の神話なんです。
 かつて,テニス界のトッププレーヤーのボルグが80ポンド,対するマッケンローが35ポンドのストリングスで対戦しました.
 舞台はウィンブルドンのセンターコート. 結果は軟弱ストリングのマッケンローが世界を制しました.。以来,テニス界では緩いストリングスが席巻しました。
女子 男子
3年以下 14 - 17 14 - 18
4年 14 - 18 15 - 19
5年 15 - 19 16 - 20
6年 15 - 20 16 - 21
中1 16 - 21 17 - 22
中2〜3 16 - 22 17 - 24
高1以上 17 - 24 18 - 26
実業団レベル 17 - 27 18 - 30
一般 16 - 22 17 - 24
学年 中2・3 中1
AR-50
Ti-1
Ti-2
Ti-3
Ti-4
Ti-6
Ti-7
MP-40
MP-60
MP-80
MP-90
MP-100
CAB-13
CAB-23
CAB-20MS
CAB-30MS
AT-500
AT-700
AT-800-DE
AT-800-AF
NS-6000
NS-7000
NS-8000